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企業で働く弁護士の研究ノート

自己紹介

経歴

2006年に弁護士登録。

弁護士4人の小さな法律事務所に就職し、3年間、勤務弁護士として訴訟・交渉の経験を積む。

2009年、大手商社に転職。

マチ弁から企業の法務部門で働くインハウス(社内弁護士)にキャリアチェンジする。

2017年、課長(管理職)となる。

2020年、タイの子会社に駐在する。

最初の2年で法務部の立上げ、後半の2年は執行役員として、法務、与信管理、監査、内部統制などリスクマネジメント全般を管掌。

2024年、日本に戻り法務部長となる。

 

目標

 インハウス(社内弁護士)の「ワークライフバランスの良さ」が強調されるのを、いつももどかしく感じています。

 外部弁護士に比べれば相対的にワークライフバランスは良いでしょう。しかし、それは職場の必要条件にすぎず、十分条件ではありません。仕事が面白くなければ長く働く意味は見出しにくい。

 企業の法務部という場所は、法律事務所とも勝るとも劣らないやり甲斐を感じられる職場となると確信しています。しかしまだまだ道半ばです。商社の法務部は進んでいると言われますが多くのニーズが未開拓です。個々の法務部員がニーズに合わせたスキルアップを行い、仕事のやり方や時間の使い方も変えていけば、企業経営のなかでの法務部のプレゼンスは上がっていき、やる気のある人にとっては(大変だけど)面白い仕事ができるようになるでしょう。企業経営において法務部がもっともっと活躍できる姿を目指して、日々奮闘しています。