CLO研究室(経営✖️法務)

企業で働く弁護士の学習ノート

自己紹介

Hiroというのはニックネームですが、私を知っている人が見ればすぐ特定できると思います。実名ブログのつもりで書いてます。

経歴

 大学卒業後、2006年10月に弁護士登録。丸3年間、法律事務所の勤務弁護士として訴訟や交渉案件の経験を積んだ後に商社に転職。企業の法務部門で働く弁護士となりました。

 2017年に管理職になって以降、経営陣から直接意見を求められる機会が増えました。自分の提案が会社の方針として意思決定され、実行されていくことに、企業で働く弁護士ならではのやり甲斐を感じています。

 2020年からタイの子会社に海外駐在し、初代General Managerとして法務部を立ち上げました。2022年からは管理部門のExecutive Officerを兼任し、法務以外の領域も担当しています。

今後のキャリア

 企業に転職して以来、法務の専門家が企業経営のなかでどこまで新しい役割を見出すことができるだろうか?ということを考え続けています。日本企業における法務はまだまだ過渡期だと思います。

 今のところの仮説では、法務の専門性を持った人が、従来の日本企業の法務の守備範囲を超え、広い意味でのリスクコントロールを担うことができるようになると考えています。その役割を担えるようになった人たちがChief Legal Officer (CLO)と呼ばれるでしょう。

 この10年間で日本企業の法務への期待は大きくなり、私自身も転職時に想像していなかった経験が出来ています。

 これからの10年で、日本企業でも経営のど真ん中で法務の専門家が活き活きと活躍するようになって欲しいと思いますし、自分もその一員でありたいと思います。その目標を目指して努力したいと考えています。

 

ブログのテーマ

 このブログでは、私自身が実務や書籍を通じて学んだ知識・ノウハウ・気づきを整理していきたいと考えています。なるべく目線は高く、法務プロパーのことだけでなく幅広い領域のテーマに取り組みたいと考えています。よろしくお願いします。