法務パーソンの学習帳

Be the lawyer-statesman. CLOを目指す企業内弁護士のブログ

法務のキャリア

新卒でインハウス(企業内弁護士)になることはアリか?

数年前に採用担当をしていたとき、ロースクールの学生さんや修習生と数多く接しました。そのとき一番多く聞かれた質問は「新卒で企業の法務部に就職することのメリットとデメリット」です。 ネット上をみても経験に裏付けされた記事は少ないようです。そこで…

法務部の地位を向上させるには何をすればいいのか

数年前にマネージャーに昇格してからは、「どうやったら法務部の地位が向上するのだか?」と日々考えています。最近、この観点でヒントになりそうな記事を2つ読みました。 「法務の課題」ではなく、「経営の課題」に取り組む 一つめは、IPGIの宮下弁護士の…

法務目線での企業分析のやりかた

弁護士に限らず、就職、転職するには企業分析が必要です。ただ、採用する側の立場で候補者と面接してると「企業分析のやり方知らないのかな?」と思うことが少なくありません。 修習生や弁護士は新卒での就職活動をした人が少ないからでしょう(私もそうでし…

企業で評価されてる優秀な法務部員ってどんな人?

企業で評価される優秀な法務部員ってどんな人なんでしょうか? 法務部員にも会社での評価が高い人と、そうでない人がいます。評価が高ければ給料もあがりますし、何よりやりたい仕事やポジションを優先して与えてもらえます。 では、どうすれば評価されるの…

憧れの弁護士が教えてくれたこと

世の中には「高い報酬」を請求し、なおかつ依頼者から絶大な信頼を得ている、スーパースターのような弁護士がいます。 今まで一緒に仕事をしたなかでは、Milbank LLPというニューヨークの法律事務所のEric Silverman弁護士(以下「エリック」)がそうでした…

若手法務パーソンがスキルを磨くにはどうすれば良いか?

若手法務パーソンの悩み 法務パーソンの悩みの一つに「指導してくれる人がいない」ということがあります。 多くの日本企業の法務部は発展途上ですので、経験豊富で親切な上司がいるとは限りません。現実的には自分でスキルを磨いていく必要があります。 ただ…

ホワイト法律事務所から企業内弁護士に転職した理由②

自己紹介の続きとして、「法律事務所から企業内弁護士に転身した理由」についてまとめております。前回はこちら inhouselawyer40.com 企業内弁護士になるための転職活動 企業内弁護士になるという選択肢は自然に思いつきました。 企業法務をやりたい弁護士は…

ホワイト法律事務所から企業内弁護士に転職した理由①

自己紹介に続き、法律事務所から企業内弁護士に転身したきっかけについてもう少し詳しくご紹介します。企業内弁護士というキャリアに興味がある人のご参考になれば幸いです。 法律事務所での駆け出し時代 弁護士登録後、就職した法律事務所は私をいれて弁護…

自己紹介

はじめまして、Himizuと申します。 弁護士歴は約15年。大手商社の法務部で働くインハウス・ロイヤー(企業内弁護士)です。 今までのキャリア 大学卒業後、弁護士になって最初の3年間は地方都市の法律事務所で働きました。 クライアントは法人・個人が半々…